境内のご案内
摂末社
北野天満宮の境内には、本殿を囲むように50の摂社(せっしゃ)と末社(まっしゃ)が建ち並びます。
菅原道真公ゆかりの方々をおまつりした社もあり、そのご神徳も多彩です。
当宮へご参拝の折は、こちらもゆっくりとお参りください。
[地主社]
天神地祇の神々をおまつりする地主社。当宮の創建以前からある境内で最も古い社です。
[文子天満宮]
文子天満宮は、多治比文子が菅原道真公を最初におまつりしたお社。かつては西ノ京にありましたが明治時代にこの地に遷宮されました。
[火之御子社]
雷除けに霊験あらたかとして、近年ゴルファーや釣り人の信仰を集める火之御子社。「北野のおけら詣」の火縄はこのお社の浄火を移したものです。
[伴氏社]
菅原道真公の母君をおまつりする伴氏社。子どもの成長と学業成就を願うお母さんの信仰が篤いお社です。
[白太夫社]
白太夫社には、道真公の父君が安産祈願を託した神官であり、のちに道真公の守役として大宰府までお供した「白太夫」度会春彦(わたらいはるひこ)をおまつりしています。
[牛舎]
なでると一つだけ願いがかなうという「一願成就のお牛さん」をおまつりする牛舎。
北野天満宮摂末社と境内見所
摂社 | 祭神 | 神徳 | 例祭日 | |
---|---|---|---|---|
1 | 火之御子社 (ひのみこしゃ) |
火雷神 (からいしん) |
雷除け(かみなりよけ) 五穀豊穣(ごこくほうじょう)の神 |
6月1日(午前4時祭典、午前5時より夕刻まで守札授与) |
2 | 老松社 (おいまつしゃ) |
島田忠臣翁 (しまだただおき) |
植林・林業の神 | 3月12日 |
3 | 白太夫社 (しらだゆうしゃ) |
度会春彦翁 (わたらいはるひこ) |
子授け・安産の神 | 1月9日 |
4 | 福部社 (ふくべしゃ) |
十川能福 (そごうののうふく) |
金運・開運招福の神 | 3月12日 |
5 | 竈社(かまどしゃ) | 庭津彦神 (にわつひこのかみ) 庭津姫神 (にわつひめのかみ) 火産霊神 (ほむすびのかみ) |
台所の守り神 | 6月17日 |
6 | 文子天満宮 (あやこてんまんぐう) |
菅原大神 (すがわらのおおかみ) (菅原道真公) |
入試・学業成就 | 4月第2木曜もしくは第3木曜─神幸祭、神幸祭の日に続く日曜─還幸祭 |
7 | 地主社 (じぬししゃ) |
天神地祇(てんしんちぎ) (相殿) 敦実親王(あつみしんのう) 斎世親王(ときよしんのう) 源 英明朝臣 (みなもとのひであきらあそん) |
招福・請願成就・交通安全 | 4月16日 |
8 | 老松社 (おいまつしゃ) |
島田忠臣翁 (しまだただおき) |
植林・林業の神 | |
9 | 御后三柱 (ごこうのみはしら) |
天穂日命 (あめのほひのみこと) 菅原清公卿 (すがわらのきよきみきょう) 菅原是善卿 (すがわらのこれよしきょう) |
学徳成就 | |
10 | 寛算社 (かんざんしゃ) |
寛算入寺 (かんざんにゅうじ) |
歯痛平癒の神 | |
11 | 大門社 (だいもんしゃ) |
大門内供奉 (だいもんないぐぶ) |
災難除け・難問解決の神 | |
12 | 橘逸勢社 (たちばなのはやなりしゃ) |
橘逸勢 | 病気平癒の神 | |
13 | 藤太夫社 (とうだゆうしゃ) |
藤太夫吉子 (とうだゆうきっし) |
大願成就の神 | |
14 | 文太夫社 (ぶんたゆうしゃ) |
文屋宮田麿 (ぶんやのみやたまろ) |
延命長寿の神 | |
15 | 淳仁天皇社 (じゅんにんてんのうしゃ) |
淳仁天皇 | 心願成就の神 | |
16 | 太宰少貳社 (だざいのしょうにしゃ) |
藤原広嗣 (ぶじわらのひろつぐ) |
武道上達の守護神 恵雨の神 | |
17 | 老松社 (おいまつしゃ) |
島田忠臣翁 (しまだただおき) |
植林・林業の神 | |
18 | 白太夫社 (しらだゆうしゃ) |
度会春彦翁 (わたらいはるひこ) |
子授け・安産の神 | |
19 | 櫻葉社 (さくらばしゃ) |
伊予親王 (いよしんのう) |
喉の病気平癒 音楽・声楽・謡曲上達の守護神 |
|
20 | 吉備大臣社 (きびのおおかみしゃ) |
吉備真備公 (きびのまきび) |
家内安全の神 | |
21 | 崇道天皇社 (すどうてんのうしゃ) |
崇道天皇 | 五穀豊穣の神 | |
22 | 福部社 (ふくべしゃ) |
十川能福 (そごうのうふく) |
開運招福の神 | |
23 | 高千穂社 (たかちほしゃ) |
瓊瓊杵命 (ににぎのみこと) 天児屋根命 (あめのこやねのみこと) |
五穀豊穣の守り神 | |
24 | 安麻神社 (あまじんじゃ) |
菅原道真公のご息女 | 悩み事・憂い事の救済の神 | |
25 | 御霊社 (みたましゃ) |
菅公の眷属神 (けんぞくしん) の御霊(みたま) |
開運招福の神 | |
26 | 早取社 (はやとりしゃ) |
日本武尊 (やまとたけるのみこと) |
災難厄除けの神 | |
27 | 今雄社 (いまおしゃ) |
小槻宿祢今雄 (こづきのすくねいまお) |
仕事の守り神 | |
28 | 貴布禰社 (きぶねしゃ) |
高龗神 (たかおかみ) |
水の守り神 運気発祥の神 | |
29 | 荒神社 (こうじんしゃ) |
火産神(ほむすびのかみ) 興津彦神 (おきつひこのかみ) 興津媛神 (おきつひめのかみ) |
火と台所の守り神 | |
30 | 神明社 (しんめいしゃ) |
天照大御神 (あまてらすおおみかみ) 豊受大御神 (とようけのおおみかみ) |
家内安全・家業発展 | |
31 | 文子社 (あやこしゃ) |
多治比文子 (たじひのあやこ) (相殿) 神 良種(みわのよしたね) 太郎丸(たろうまる) 最鎮(さいちん) |
||
32 | 夷社 (えびすしゃ) |
事代主命 (ことしろぬしのみこと) |
漁業・商業繁盛の守護神 | |
33 | 松童社 (まつどうしゃ) |
神太郎丸 (みわのたろうまる) |
厄除け | |
34 | 八幡社 (はちまんしゃ) |
誉田別尊 (ほんだわけのみこと/応神天皇) |
厄除け | |
35 | 若松社 (わかまつしゃ) |
若松章基 (わかまつあきもと) |
||
36 | 那伊鎌社 (ないかましゃ) |
建御名方命 (たけみなかたのみこと) |
農業の守護神 | |
37 | 一拳社 (ひとこぶししゃ) |
一言主神 (ひとことぬしのかみ) |
一願成就の神 | |
38 | 周枳社 (すきしゃ) |
天稲倉宇気持命 (あめのいなくらうけもちのみこと) 豊宇気能媛 (とようけのひめのみこと) |
縁結び 夫婦円満の守り神 | |
39 | 宰相殿社 (さいしょうでんしゃ) |
菅原輔正卿 (すがわらのすけまさきょう) |
学業成就の神 | 3月27日 |
40 | 和泉殿社 (いずみでんしゃ) |
菅原定義卿 (すがわらのさだよしきょう) |
学業成就の神 | 11月27日 |
41 | 三位殿社 (さんみでんしゃ) |
菅原在良卿 (すがわらのありよしきょう) |
学業成就の神 | |
42 | 大判事社 (だいはんじしゃ) |
秋篠安人卿 (あきしののやすんどきょう) |
立身出世の守り神 | |
43 | 豊国神社 (とよくにじんじゃ) |
豊臣秀吉公 | 開運・立身出世の神 | |
43 | 一夜松神社 (いちやまつじんじゃ) |
一夜千松の霊 | 延命長寿の神 | |
43 | 野見宿祢神社 (のみのすくねじんじゃ) |
野見宿祢命 (のみのすくねのみこと) |
スポーツ上達 | |
44 | 一之保神社 (いちのほじんじゃ) |
菅原大神 (すがわらのおおかみ/菅原道真公) |
学業成就 | |
44 | 奇御魂神社 (くしみたまじんじゃ) |
道真公の奇御魂 | 文芸・歌道上達の神 | |
45 | 稲荷神社 (いなりじんじゃ) |
倉稲魂神 (うかのみたまのかみ) 猿田彦神 (さるたひこのかみ) 大宮能売神 (おおみやのめのかみ) |
五穀豊穣 商売繁盛 火難除け | 2月初午の日 |
46 | 猿田彦社 (さるたひこしゃ) |
猿田彦神 (さるたひこのかみ) (相殿) 大宮能売神 (おおみやのめのかみ) |
芸能・舞踊上達 | |
47 | 牛舎(うししゃ) | *一願成就の霊験あらたか | ||
48 | 宗像社(むなかたしゃ) | 田心媛神 (たごりひめのかみ) 湍津媛神 (たぎつひめのかみ) 市杵島姫神 (いちきしまひめのかみ) |
交通・海上運輸安全 | |
49 | 大杉社(おおすぎしゃ) | *当宮随一の御神木 | ||
50 | 伴氏社(ともうじしゃ) | 菅原道真公の母君 (ははぎみ) |
子どもの成長と学業成就を守護 | 1月14日 |
51 | 御輿岡神社 (みこしがおかじんじゃ) *境内外末社 /北野天満宮御旅所内 |
大己貴命 (おおなむちのみこと) 少彦名命 (すくなひこなのみこと) 菅原大神(菅原道真公) |
土地の守り神 医薬病気平癒の神 学業成就の神 |